アークスII

ウルフチーム
PC-98 / 1990年1月xx日
ウルフのオープニング伝説始まる
3Dから2Dへと変わり、オープニングではよく動くアニメーションが使用されるなどビジュアルシーンにも更に力が入った本作。PC-98版は、X68k版やサウンドボードII対応(?)のPC-88版と比べ音源的に弱いのだが、それでも桜庭氏初期の名曲を聴く価値は充分な存在。
絵がコロコロ変わります
前作に続き今回も経験値が無いシステム等、今回も色々と目新しいシステムを搭載しているのだが、どれも中途半端な感じ。マップキャラも3等身(?)にしたせいか何が描かれているのか分かり辛く、更によく引っ掛かって動けなくなる。


アフターバーナーII (MD)

電波新聞社
MD / 1990年3月23日
電波による神移植
さすが電波新聞社の移植。アーケードと比べるとスカスカだけど、ミサイルの煙を見事に再現。地上物もそこそこ配置されており、賑やかな画面となっている。バケモノみたいなアーケードからメガドライブへの移植なんだから、当然動きはぎこちなくなるだろうと思っていたけど、良い意味で裏切られた。自社発売のアナログコントローラーに対応(家庭用初の完全アナログコントロール)させるなど、移植に対する電波新聞社の熱意が伝わってくる。
なかなか敵を撃てない
オプションで変更できるものの、2ボタンをスロットルとして使用したためボタン数が足らなく、初期状態はバルカンが撃ちっぱなし。アナログコントローラーに対応しているものの、やはりあの操縦桿タイプでないとこのゲームは難しい。もともと避け方の分かりづらいミサイルがさらに避けられなく…。


ドラゴンスレイヤー 英雄伝説

日本ファルコム
PC-98 / 1990年4月20日
This is RPG
メーカー、ハードを問わずドラクエ型の典型的RPGは数多く発売されているが、さすがにファルコムが作ると安定した物が完成。取得できる経験値の調整や、ボスを倒すのに必要レベルを教えてくれる仲間、オート戦闘、戦闘で全滅しても直前から再開など、必要以上(?)に丁寧な作りでストレスなくプレイできる。しかも98版は400ライン対応で88版より文字が読みやすい。ユーザーディスク作成時のノリの良い音楽に、思わず何度も作成してしまう中毒性あり(笑)
♪テレッテッテ、テーレッテー
88版はCDドライブに対応していて、完成度の高かったサントラCDのアレンジ版をBGMにできただけに、98版は物足りなさを感じる。16色ボードにも対応させてほしかったところ。ラスボスの曲がザコ戦闘と同じ曲だったのには幻滅。


サンダーフォースIII

テクノソフト
MD / 1990年6月8日
メガドラユーザーの必須アイテム
『II』で不評だった(?)トップビューステージを廃止して、人気のあった横スクロールステージのみに! ラスタースクロールや多関節など、当時の流行りも取り入れた意欲作。パターンを覚えていないと100%ミスる場面が多い典型的な覚えゲーだが、覚えてしまえば楽しく感じることができるはず。サンダーフォース伝説のはじまりを予感させるカッコイイBGMも聞き逃してはならない。
やや同人色
『グラディウス』や『R-TYPE』といった大物と比べると、作りが同人ソフトっぽく貫禄が無い。メカデザインのセンスも微妙かな。


マイケル・ジャクソンズ ムーンウォーカー

セガ
MD / 1990年8月25日
マイケルシミュレーター
スムーズ・クリミナルのPVを意識したラウンド1 に始まり、歩く、ジャンプ、攻撃、そしてダメージを受ける姿までもがマイケル。これはゲームではなくマイケルシミュレーターなのか? このゲーム、当時流行った有名人が名前を貸すだけのゲームではなく、ゲーム好きで知られるマイケル自信がちゃんと監修しているとか。そのためマイケルの提案で、彼の攻撃手段は銃などといったものではなく手足から放たれる星。そして必殺技であるダンスは、画面上にいる悪人はもちろん、ゾンビや犬までもが一緒に踊り、最後には彼の「ポオオォォォゥ!」と共に撃沈。もはやゲームなどどうでもよく、彼をいかにカッコよく操るかがこのゲームの魅力なのかもしれない。マイケル自信がそれを狙っていたのかどうかは不明だが、やはり常人とは違った発想を持つ彼ならでは。
最後まで有る事 無い事ゴシップ記事に書かれ、悪い印象も多かった彼ではあるが、こうして音楽やゲームを通じて彼が本物である事を理解することができるし、彼と同じ時代に生きることができたことを光栄に思う。
バカゲーか?神ゲーか?
銃を使わないゲームのはずなのに、ロボットに変身してビームやミサイルといった圧倒的火力で敵を倒すことができるんだけどね…。ゾンビが登場するステージで、アーケード版ではスリラーが使われていたのにメガドライブ版ではスリラー自体が収録されておらず別の曲に。操作性もうまく階段の昇り降りができなかったり、ジャンプが独特のスピードだったりと問題あり。ひとつのラウンドもやや長めで飽きるかな。


XakII

マイクロキャビン
PC-98 / 1990年11月2日
より高いアクション性へ
おふざけの多かった前作に対し、ややシリアスな展開。さらに進化したVRシステムが2Dマップ上に美しい立体感を生み出した。8方向への移動やキー操作による攻撃、ジャンプ、フォースショットの存在など、前作に比べてアクション性が高くなった。
高いアクション性を活かせるだけの下地は…
見下ろし型の2Dマップ上でのジャンプの把握は難しく、泣かされることも。『ワンダラーズ フロム イース』に対抗した多重スクロールが見られるシーンもあるがその動きのぎこちなさに、やはりファルコムには遠く及ばずといった印象を受けた。前作に輪をかけてさらに処理に無理のあるシューティングシーンなど、そんな不安定さも相まって、後半の難易度の高さは異常。


アマランス

風雅システム
PC-98 / 1990年12月14日
見た目は普通でも
中世ドイツ風の世界観が魅力的。遅いCPUの機種でプレイしても速すぎるスクロール(しかも二重)や、FM音源の使い方が他社とは一味違うBGMなど、当時はあまり目立たなかったものの、なかなかの秀作。
恐ろしいゲームです
グラフィックに同人ソフトっぽさが出ている。エンカウント率が非常に高かったり、クリアに必要な重要アイテムを捨てることができたり、シナリオと違う場所に行ったりするとフラグ崩壊したりと、システム的な問題が多すぎるのには困りもの。