悪魔城ドラキュラ Xクロニクル

コナミ
PSP / 2007年11月8日(2009年10月8日ベスト版)
X68k版やSFC版も欲しいというのは贅沢か
コナミのPSP復刻シリーズの中では上位に入る出来。オリジナル版に熱中した人には、攻撃パターンやタイミングの違いに戸惑うだろうが、それらを知らない、あるいは気にしなければ普通に(←この「普通に」が重要)楽しい。一部パターンを覚えないと辛いものの、オリジナル版と比べ特にマリア使用時の難易度は押さえられている。オリジナル版『血の輪廻』と『月下の夜想曲』も収録されていて、移植具合は音声のズレが気になる以外はどちらも良好で、これだけでもかなり楽しめる。どの作品もロード時間はさほど気にならない。ジャケットも美しいので、ベスト版がリバーシブル仕様なのもうれしい。
マリアはスカートじゃなきゃダメだ!!
3Dであることはあまり気にしなくてもよいが、背景なのかオブジェクトなのか見分けがつかない場所が多すぎる。PCエンジン版は未プレイだったので、クレジットの意味がわからず、これがコンティニューできる回数かと思いきや違うし、総コンティニュー回数表示はコンティニューした回数の合計であることを理解するのに少し時間がかかった。クレジットの合計もどのタイミングで更新されるのか不明だし、ここらへんはもっと説明がほしい。オリジナル版と『月下の夜想曲』は隠されていることが公開されているし、公式サイトには隠し場所も書かれているけど、これが目的の人もいるだろうし、商品としてあのボリュームのものを隠し要素にしてしまうのには疑問を感じる。方向キーとアナログキーは最初から両方で動作するようにすればいいだけなのに、どちらかしか選択できない仕様も不明。


イースI&II クロニクルズ

日本ファルコム
PSP / 2009年7月16日
普通に良い出来の安心感
ほとんどWindows版そのまんまだけど、下手にポリゴンにされたり声優使われるよりかなりマシ。BGMもゲーム中いつでも切り換えられるのがGood!! グラフィックモードのほうもそうしてほしかったな。読み込みは、キャッシュが効いていれば快適。装備をLRで切り換えられたり、3つの装備が何を選んでるか分かりやすいインターフェイスは評価。エンディング曲は評判より悪くないかも。オリジナルモードでは曲変わるし、ファルコムの歌のレベルなんて昔からこんなもんだし(笑)
伝説?名作?復活
いくら今回はファルコム自らが作っていると言っても、ほとんど全ての機種に移植されてきたゲームだし、当時のスタッフでないイースだけに、「過去の栄光にすがり続けて・・・」感は拭えない。ゲームを開始するまでのメニューとロードが長すぎてイライラしました。HP・MPバーも小さくて見づらい。IとIIでシナリオに影響しないシステム部分まで変わってしまっているので共通させてほしかった。新アレンジの曲もイマイチ。ま、PCに逆移植してファルコム商法するとは思ってたけどね・・・。


イース ナピシュテムの匣 特別版

コナミ
PSP / 2007年2月1日(2009年12月3日ベスト版)
変なアレンジなし
PS2版で不評だったオープニングのCGやキャラクターのボイスは無くなった。特別版ではアナログスティックに対応し操作しやすくなった。コナミのベストはリバーシブルジャケット仕様なのが良い所。
NOW LOADING...
全体的に、推奨スペックを満たしていないパソコンで動かしているかのような重さと不安定さ。特別版になってディスクアクスは短く少なくなったらしいけど、それでも多いってことは無印版の酷い評価にも納得。貧相だけど異常にパターン数の多い「NOW LOADING...」で楽しませて(?)くれる。敵の攻撃を受けた際の硬直と仰け反りにより操作不能状態はイライラする。しかも求められるのは、それにプラスしガクガクしたスクロール環境での、狭い足場へのジャンプ移動。おまけに3Dだから距離感がわかりづらいし、シビアな入力を求められるダッシュジャンプをマスターしないと取れないアイテム。「優しさ」をウリにしたゲームで怒りと挫折を味わうって…これ、イースなの? 売りの一つであるエメラス剣のアクションも不発っぽい。一昔前の世代っぽい文字フォントも読みづらい。何故かマウスカーソルな操作も意味不明。PSP版に拘る理由がなければPS2版を、PS2版のアレンジが嫌いならPC版を選んだほうが正解。


イース フェルガナの誓い

日本ファルコム
PSP / 2010年4月22日
君はYs-IIIを知っているか?
UMD版でもアクセスが驚異的に速い。いつディスクアクセスしてるの?って驚くほど。「NOW LOADING」と表示させている時間よりも、それを表示させるまでのブラックアウトの時間のほうが長いといった困った問題が発生してしまうくらい。グラフィックの質もPSPでは高レベル。イースクロニクルズ同様、BGMを数種類から選べるが、X68k版が一番しっくりくるかも。鑑定団のノリの銀河万丈さんのナレーションは有無の好みが分かれるけど、OFFにすることもできる。オリジナル発売当時、リリアに完全に負けていたエレナが、今見ると可愛く感じてしまうのは気のせいだろうか?
ファルコムはまだまだ3D発展途上
オリジナルを知っているせいか、ファルコム人形劇がウザかったりする。ナピシュテムの匣やオリジンでお馴染みのシステムと、風に髪がなびきカモメが飛ぶオープニングもそのそろマンネリで飽きが…。一部で非常に高難易度のアクションを求められるのにジャンプの分かりにくさも健在。武器やアイテムの隠し場所も陰険。初期のボタン配置ではジャンプ攻撃がしづらいので変えてみると、攻撃に設定したボタンが選択肢の決定ボタンとして機能しなかったりデバッグ不足を感じる。オリジナル版では1枚絵の画面で行われたマップ間の移動を、フィールド上で行うことになったが、それぞれのエリアへの距離が短すぎて世界が狭く感じる。オリジナル同様1枚絵のマップ画面での移動のほうが良かったのでは? サブクエストの中には期間限定のものがあり、報酬アイテムの取り逃しもある。ポリゴンになってからのファルコムのラスボスのデザインはいつもダサイ。ミュージアムは豪華なように見えるけど、じつはミュージックモードなし。
[翡翠の指輪] レドモントの町の行商人アントニオに、ラバール鉱を3回渡す。
[鬼火の宝珠] 風霊の腕輪を入手後、ティグレー採石場でボブのペンダントを入手しアイーダ(老婦人)に渡す。
[輝石のブローチ] 溶岩地帯クリア後バレスタイン城入口で発生。イルバーンズの遺跡からバレスタイン城までクリストフを護衛する。
[闘神の刻印] 廃坑クリア後、酒場のランドルフに翡翠の指輪を渡す。(道具屋のシンシアに渡さないよう注意)
[アーニャの宝探し] 廃坑クリア後、教会前にいるアーニャに話しかけると発生。
[エレナの護衛] 廃坑クリア後に酒場のマーゴと話した後、船着き場へ行く。
[ピッカードの治療] 廃坑クリア後、ピッカード小屋にいるヒューゴに、エルダーム山脈にあるバームの葉を4枚渡す。

本編を2回クリアすると隠しコマンドが出現。タイムアタックを最強ステータスでプレイ可能。タイムは記録されないがギャラリーのコンプリートは可能。RLRLRL□△□△□△×


エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション

アクセスゲームズ
PSP / 2006年10月26日
ポリゴンキャラ出なくて良かった
とりあえず、良くも悪くもしっかりエースコンバットしてるので安心。PSPでの操作性やロードの長さも気になるほどではない。4やゼロの時のような雰囲気のデモもこの世界にはよく似合っているし、とぼけた感じの説明担当係は今までのエスコンには無くて新鮮かつ嫌に感じない。
チューニングできません
全体的に網の掛かったようなグラフィックは好き嫌い分かれるかも。架空機しかチューニングできないので、架空機に興味の無い人にとってこのシステムは全くの無駄。ハンガーでの機体の性能を表すグラフの色もPSPではわかり難い。Xボタンが決定になっているナムコ仕様も相変わらず。攻略するミッションの選択によってルートが変わってくるけど、全ミッション攻略は1周じゃできないし、発生させるフラグが複雑なものもあるのは不満要素。


クライシス コア ‐ファイナルファンタジーVII‐

スクウェア・エニックス
PSP / 2007年9月13日
もう一度FF7をプレイしたくなる!
クラウドとは対照的なザックスの陽気な性格に拒否反応を持つ人もいるかもしれないが、FF7で語られたあのシーンあの場所、そしてあの名曲。まとも?だった頃のセフィロスと、ヒヨコだった頃のクラウドなど、FF7ファンなら必修科目。中盤のジェネシスvsセフィロスのムービーとエンディングはすごくシビれるものがある!
戦闘がつまらない
パチンコを意識したようなD.M.Wとかいうシステムの戦闘は…正直ウザイだけで面白くない。同じムービーを何度も見せられるのも苦痛。目押しはできず(する必要はなく)、ランダムに揃うのを見るだけなのが逆に救われてるかも。ミッションも凝ってない割には無駄に多すぎ。LRボタンを使った視点変更が自由にできない場面も多いし、できたとしても1度単位で変更できないので操作性は悪い。シナリオも他の作品と比較すると矛盾が多い。Gacktの演じるジェネシスは違和感ないけど、ことあるごとに語りだす詩はちょっとしつこいかな。


グラディウス ポータブル

コナミ
PSP / 2006年2月9日
大サービスでは?
アーケード4作品に加え、外伝まで入っているという信じられない内容。移植の細かい違いも素人には分からないレベル。今プレイすると恐ろしく難しく感じられるけど、どこでもセーブ機能(結局は復活ポイントに戻されるけど丸裸で戻されるよりマシ)のおかげで、楽しく最後まで遊べる。ミュージックモードにX68k版があるのもニクイ。
問題はPSP本体側にあり
アナログスティックでも十字キーでも操作しづらく、入力していないはずの方向に自機が動いてミスることが多い。また、PSP用に画面をワイド仕様にできるものの、横に引き伸ばしただけなので潰れるし、滲んでボヤけておまけに暗い感じになるのが残念。単純に画面のドット数を増やすという方法でのPSP仕様を求めていた人は多いはずなので、再調整の手間は掛かるだろうが、是非そうしてほしかった。それと、オプション項目のセーブデータはゲームごとに分けて作らず、1つにしてほしかったかな。プレイ中断データにもオプション項目が保存されロード時に設定し直されてしまうややこしさもどうにかして欲しかった。
[コナミコマンド(全て共通)] ↑↑↓↓←→←→×◯(レーザー) / ↑↑↓↓←→←→□△(ダブル)
[STAGE SELECT(II)] 1度クリア後、ゲームスタート時にLかRを押しながら1PLAYERを選択。
[STAGE SELECT(外伝)] 難易度をNORMAL以上でノーコンティニューでクリア。
その他、III,IVはPS2版と同じ


けいおん! 放課後ライブ!!

セガ
PSP / 2010年9月30日
よくできています
見た目どおりのゲームでサプライズはないんだけど、そのかわり大きく裏切られることもない作品。もともとテーマが軽音楽なので、変にアドベンチャーゲームとかして大失敗するキャラゲー特有の残念感は無い。ポリゴンキャラもPSPにしては非常に良く出来ている。収録されている曲数も多い。コナミ系の音ゲーのように音符が流れてくる方式ではなく、実際の楽器の練習ビデオのようなスコアの表示の仕方は評価してもいいのでは? 初心者にはドラムかキーボードパートが感覚が分かりやすいのでお勧め。
『けいおん!「!」 放課後ライブ!!』も出す気ですか?
インストールしてもロードが多く長めなので、UMD読込みオンリーではプレイは辛い。各種アンロックの条件が非常に難しかったり時間が掛かるものもあるので、コンプリートするためには攻略wikiと根気が必要。曲選択→読込み→アイキャッチ表示→○ボタンで演奏開始なんだけど、ボタンを押させる意味がわかんないし、どうせなら長い読込みの前にアイキャッチ表示してよと思う。演奏後のリザルト画面で、リトライするか曲を変えるか選択する前に一度ボタンを押せるのも意味不明。音量調整は細かく設定できる機能があるんだけど、楽器ごとに聞こえやすさが違うせいか、自分の思い通りの音量に設定できない。その割には別の画面の音量は大きすぎで非常にバランスが悪い。またプログラムが、演奏をミスった時は自分のパートの音量を下げて音を出さないという方式なので、ボタンを押して音が鳴る(演奏している)という感覚が全くでない。曲はいっぱい入ってるんだけど、このゲームを買った人はアニメで使用されていたオープニングとエンディングの曲をまずプレイしたいはずなのに、それらが一番最後に出てきてしかも高難易度ってどういうこと!? しかも共に1種類しか入ってない。1期関連の曲しか入ってないのは続編を作る気満々の出し惜しみとしか思えない? 全体的には同じPSPの音ゲーである『初音ミク〜』と比べ、物足りなさを感じる。


沙羅曼蛇ポータブル

コナミ
PSP / 2007年1月25日
なぜかグラ2とゼクセクスも
沙羅曼蛇?と疑問を感じる作品が2本入ってるけど、『XEXEX』は家庭用初の移植なので貴重。『グラディウス2』も知る人ぞ知る隠れた名作。GALLERYで聞けるBGMには『沙羅曼蛇』『XEXEX』のMIDIバージョンも収録されている。
グラディウスポータブルよりダウン
『グラディウス ポータブル』の欠点に加え、クレジットをセレクトボタンで投入とか、やっつけ仕事的なコンフィグ画面、無くなってしまったどこでもセーブ機能等、質がダウンした感じ。「ゼクセクスってこんなに変だったっけ?」という意味不明なハード機能の無駄遣い演出が、今見るとおかしかったりする。『グラディウス2』はどうせならX68k版を(も?)入れてほしかった。
グラディウス2ではMSX版の裏技を再現することが可能。ポーズをかけて「GAME SETTING」を選択し「CARTRIDGE」でスロット2に挿すソフトを選択後、「APPLY&RESET」を選択すると効果が発生する。
YUMETAIRIKU・・・自機がペンギンになる。
GALIOUS・・・撃墜後、ゲージの「SPEED UP」が「BACKUP」に変化し、「BACKUP」を使うと撃墜前の状態に戻る。
Q.B・・・プレイ中ポーズをかけ、「GAME SETTING」の「CARTRIDGE」の下にある「NEMESIS→次ステージへ」「METALION→45秒間無敵」「LARS18TH→フル装備」のどれかを選択して○ボタンでポーズに戻り、ポーズ解除後に対応した効果が発生。


ディシディア ファイナルファンタジー

スクウェア・エニックス
PSP / 2008年12月18日
FFシリーズの説明書
数多くのパラメータ。久しぶりに出してきてプレイしようと思っても忘れてるほど要素が多い独特のシステム。廃人でなければコンプリートできないほどのやり込み要素。微妙な正義と悪の覇権争い。綺麗だけどしつこいムービー。そして、クリスタルに全てを押し付けるシナリオ(笑)。まさしく、良くも悪くもFFシリーズの特徴をそのまま詰め込んだFFのお祭り的作品。当然のことくシリーズで聞いたことのある曲がアレンジ使用されている点もうれしい。
FFだけどRPGじゃない
好きなキャラでとことん遊びたい人にとってみれば、好きではないキャラクタのシナリオもプレイしなければならないストーリーモードは苦痛。キャラクタはFFでも、従来のFFと違いアクションゲームだし、フワフワとした空中バトルがメインになりがち。壁際での攻防は何がなんだか。対戦格闘初心者には後半の強い敵に対し、このテのゲームにありがちな、一方的にダメージを受け続け反撃できない状態になることが多くストレスが溜まる。キャラクタは各シリーズから2人ずつ選ばれてるけど、7以降に関しては出してほしいキャラクタが多かっただけに残念。


ファイナルファンタジー (PSP)

スクウェア・エニックス
PSP / 2007年4月19日
ポリゴンじゃなくて良かった
圧倒的なドット絵が美しい。どこでもセーブできるようになっているのもうれしい改良。無駄に複雑化、厚化粧、そして一本道になるRPGにウンザリしていた人には良い清浄剤になるかもしれない。シナリオもズバリヒントが与えられているようで、じつはよく覚えておかないとどこへ行けばいいのか分からないといった昔らしさが感じられる。魔法は、大量のMPを消費する全体攻撃系の魔法が多く、1体だけに魔法を使いたい時に不便だが、回数制を廃止しMP制にしたのは正解。
「FFの焼き直しはもういい加減やめたら?」
全体的にRPGツクールで作ったかのような安っぽさが漂う。キャッシュを作る時のみだがUMDへのアクセスと、セーブする画面でもボタンを押した後、反応が返ってくるのに間があるので、その間に何かボタンを押してしまい何をしたのか分からなくなる点が気になった。マップを表示するのにセレクトと×ボタンなのもやりづらい。強くなってからザコが9匹現れて先制攻撃された時に受けるストレスは大きいのでこのあたりの改良と、魔法の使用時のエフェクトはもっと爽快でカッコイイものがほしかった。それと、昔から変わっていないのだが、わざと歩かせるために飛空挺で降りられる場所をかなり制限しているのも嫌らしさを感じてしまう。最初は文字だけ、橋を渡った瞬間にオープニングとタイトルが現れる、この感動的な演出はそのままうまくアレンジして残してほしかった。追加ダンジョンの「Soul of Chaos」はザコが弱い割にはボスが異常に強く、マップも複雑なので面倒としか感じられないし、「時の迷宮」に関してはプレイする気にすらならなかった。


プロアクションリプレイMAX

デイテル
PSP / 2010年1月29日
PSP3000でも動かせる
昨今のゲームは肥大化・複雑化し、膨大なプレイ時間を必要としたり、入手がほぼ不可能なレアアイテムや購入者の数%しかクリアできない高難易度など、「買ったからにはクリアしたい」「そのゲームの全てを見てみたい」と思う人たちからしてみれば、それらは楽しさではなく不快と遊びづらさとへと繋がる要素以外の何物でもない。改造は確かに制作者が望む遊び方ではない。オンラインでそれを行えばサービス自体を崩壊させる不正となる。制作者が意図しない負荷を与えハードを破壊するかもしれない。改造を快く思わず対策を施すメーカーも存在するが、その時間を使って改造を望む人が何を求めているのか考えてほしい。一部の人しか楽しめない内容を搭載することが本当に求められているかどうかを。ユーザーは、作り手が当然のように手に入れられるものを手に入れることが出来ないのだから。本製品は過去のプロアクションリプレイでは対応できなかったPSP3000にも対応。ゲーム中にコードの効果をON/OFFできるなど便利な機能も搭載。
MAXとは名ばかり
動作にはWindowsPCが必要だし、ライセンス登録までさせる割には不満が多い。他のプロアクションリプレイのように自分でコードを入力することは不可能。それなのに提供されているコードには、クリアに一番必要と思える「無敵」が存在しないコードが多いどころか、タイトルそのものが見当たらないゲームも存在する。攻略コードはオンラインで更新できるものの、古いゲームの更新は絶望的。さらには、このプロアクションリプレイMAXが発売されてから約半年後の2010年8月以降のソフトで必要とされる、PSPのシステムソフトウェア6.30以上に対応させないまま半年近く放置状態だったのは大きなマイナス。昔と違い、ゲーム機本体のシステムをアップデートさせらてしまう状況は、こういった改造ツールにとって辛い状況であるのは理解できるが、今後も誠意を見せてほしいものである。


ペルソナ3ポータブル

アトラス
PSP / 2009年11月1日
携帯機らしい移植
PS2版をやった時に「コレ、主人公女の子でやりたいな」と思っていたので、男性陣は好みじゃないけど、女主人公でメロメロにさせるのは楽しい。荒垣コミュは一見の価値あり! また、女主人公でもエリザベスを選べるといった配慮もうれしい。クリアデータの引継ぎもできるので、1周目を男性、2周目を女性でという選択もアリ。UMD版でもデータの一部をメモリスティックにインストールできるので、ロード速度はPS2版と比べかなり快適。
より一方通行化
主人公が女性の場合、周りがやたら「女の子だから…」と意識しすぎてるのが気になるし、彼氏にできるキャラクタが、ショタか死亡フラグか超高難易度の3択ってどうなのよ。新しいマップ移動システムの導入と、ポリゴン人形劇が無くなって、全体的にアドベンチャーゲームっぽくなったかな。期間を過ぎるまでにクリアしないと取り返しがつかなくなるコミュや失踪者が追加され、スケジュール調整やフラグ立てはPS2版以上にシビア。携帯ゲーム機なんだから、据え置きのゲーム機みたいに攻略本やサイトを見ながらプレイするわけじゃないし、もっとヌルくしてほしい。それに、PS2版を2周した自分にしてみれば、1周目でもコンプリートできるようにしてほしかった。
致命的なバグ情報
・タイトル画面でのコンフィグ設定は反映されない。反映させるにはゲーム中にシステムから変更してセーブする必要がある。
・難易度「BEGINNER」「EASY」時にヴィジョンクエストの能力の扉に挑戦した後にセーブすると「NORMAL」へ変化。
荒垣コミュMAXで恋人関係にもなったのに、屋上シーンで名前がでない!
→ニュクス討伐から卒業式までの間に、教室で荒垣が退院した話を聞く。


街 〜運命の交差点〜 特別篇

チュンソフト
PSP / 2006年4月27日
実写じゃなきゃ作れない
このゲームの好き嫌いを語る時に外せないのが「実写映像の使用」だけど、じゃぁ、PS版に追加されたようにシルエットだったり、○○編のように全てがアニメ絵だったら、こうして名作として伝えられたかというと、そうではないと思う。
こういったゲームは小説を読むように、空き時間に手軽にできるハードに合っているので、PSPとの相性はバツグン。新しく追加された要素の中では、「移動マップ」が一番魅力的かな。シナリオは全て好みじゃないんだけど、3日目あたりからやっと面白くなるかな。あえて言うなら陽平のシナリオが好き。8人ぶん5日間をやらせられるのはダルいなと思った頃に「牛」「馬」が終わるのでちょうどいい。追加シナリオはサギ山とダンディじゃなく、亜美とヌマさんが見たかったかも。
つまらないギャグ
オリジナルのセガサータン版は98年の発売なんだけど、当時の服装や髪型ってこんなバブル入ってたかな?しかもコスプレっぽい人も多い。つまらないギャグ満載のダラダラとしたシナリオが多いのもイライラする。ゲームシステムはもっとわかりやすく図にしてマニュアルに表記してほしかったかな。ZAPは無理あるシーンが多すぎ。移動マップは便利だけど、正確に表示されてないような時があるし、デザインも使い勝手もあまり良くない。あと、文章表示に左右に空きがあって、アナログ放送をワイド画面で見ているような違和感がある。それに、ワイド画面対応といっても上下を削っただけだし、画質ももう少し良くならなかったかな? HARDじゃないと全てのシナリオを見れないし、クリアに時間がかかるゲームでもあるので、難易度選択があるのは無意味だと思う。
隠しシナリオ(どちらも難易度HARDが条件?)
『青ムシ抄』・・・バッドエンドを100個以上見る。
『花火』・・・8人の主人公全員のシナリオを「完」にする。


みんなのスッキリ

SCE(クラップハンズ)
PSP / 2009年10月1日
またやりたくなる魅力
初プレイでもすぐに操作が分かって短時間で楽しめるので、ちょっと友達にプレイしてもらう時のゲームとしてちょうどいい。ゲーム数が少ないと感じる人もいるかもしれないが、数を増やして似たようなゲームが収録されているよりはマシ?
スッキリしない
コイン取得条件がほぼランダムなので、それを目的としてプレイする場合はスッキリではなくモヤっと。全てのゲームをオープンさせるには時間が掛かるので、その頃には飽きてるゲームも出てくるはず。ゲームとしてスッキリするゲームというよりかは、スッキリする行為をゲームにしたという感じなので、遊ぶこと自体でスッキリするかと言われると…。


リッジレーサーズ

ナムコ
PSP / 2004年12月12日
手軽で良い
新システム「ニトロ」なんて付けても魅力ないだろうと思ってたけど、実際プレイしてみると楽しい。ドリフトしやすいように道幅が広いコースが多く、気持ちよく走れる。「V」と違ってリトライし放題だし、1レースごとにセーブできるし、チューニング済みマシン選択のみという携帯機用に手軽にプレイできるシステムは高評価。PSPの性能はPS1.5くらいだと思えばグラフィックや動きは上々の出来。
操作の共通化を
「×ボタン」が「決定」なんで間違いやすくてしょうがない。ニトロによりリッジ本来の楽しさが無くなったと感じるか、タイムロスのドリフトがタイム短縮のニトロへと繋がるシステムを楽しむ新しいリッジとして受け入れるか分かれる所。難易度を選択できないのでレースゲーム苦手には辛いかも。プライズはかなり最後の方の高難易度をクリアしないと出現しないので、もっと甘くしてもよくない?


リッジレーサーズ2

ナムコ
PSP / 2006年9月14日
前作で再現不可能だったコースも収録
BASICツアーからいきなり16戦全部埋まっているものの、1つのツアーが2〜3レース(たまに6レースもある)と数が減ったので、前作よりサクサク進んでいる感じがする。UMDの容量が余っていればコースはいくらでも入れられるはずと思うかもしれないが、今作で追加されたコースには遠くまで見渡せるオーバルコースなどもあり、プログラムの改良といった努力もあったと理解してほしいところ。
初めからこれを出してくれれば
前作の内容はほぼ全て入っているマイナーバージョンアップなのにこの価格。前作を持っている人には二度手間。収録コースや収録曲が多いと言っても、逆走は数に入れるべきではないと思うし、リッジの曲はインフレ化してるので『R4』や「V」あたりを出されても覚えてない。むしろ初代「RareHero」や「RareHero2」が聞きたいのに入ってないし。文字フォントは小さくなり汚く感じるので、前のままのほうが良かった。オープニングとエンディングも変わってるけど、前作より力が抜けてるね。車がまとまって走っているようになり、その集団に入ると処理がキツくなるのが分かるかな。MAXツアーの難易度は高すぎ。