ドラゴンクエストVI 幻の大地

エニックス(ハートビート)
SFC / 1995年12月9日
DS版より、やはりオリジナル
オリジナル版のドラクエは『III』以降『VIII』までプレイしたことがなかったんだけど、『VI』をプレイしてみて、ドラクエシリーズの中では目立たない存在だったけど、しっかりと良作だったと認識。いったいこの世界はどうなっているんだ? ということが徐々にわかってくるのが楽しい。転職システムも『III』の時より扱いやすく、RPGで苦痛な作業へと変化しつつあった「成長させる楽しさ」を再認識させてくれる。ドラクエシリーズ中で後にも先にも異色なBGMは、ちょっと乱暴な気もするけど耳から離れなかった。音質も今聞いても信じられないほどオーケストラに近い演奏になっていて驚いた。
気がつくと ワシはムドーになっておったのじゃ!
序盤から○○○を倒すまでは、シナリオの運び方がうまく飽きさせないのだが、それを過ぎると何のための冒険なのかハッキリせず失速し、さらに船を手に入れると自由度と引き換えに目的を大きく見失う。上下に分かれたマップは同じ地名もある上に、それまで行き先を見失わせないように一本道になっていた地形がまるでパズルゲームかのようにプレイヤーを苦しませる。大容量化により敵が賢くなったぶん、いやらしい攻撃も多くなったかな。2回攻撃された上にその1回が全体攻撃なんて…。街やダンジョンでの移動スピードが上がったのはいいけど、物を調べる時に座標を合わせにくいし、キャラクタも大きくなったぶん、座標が合っているかどうかもわかりにくくなった。


ファイナルファンタジーVI

スクウェア
SFC / 1994年4月2日
VIにてドラクエを超える
初めて見た時の衝撃は今でも忘れられない。圧倒的なグラフィックとアクティブタイムバトルを使ったカッコいい戦闘、機械を取り入れたファンタジー世界、魅力的なキャラクターで、ドラクエを一気に超えた。オープニングから何かを感じさせるBGMも「これ、ゲームだよな?」って感じ、新しい世代のゲームの到来を予感させてくれた。一時的に仲間になるキャラクターは装備を変えられないようにしてあるし、メインのパーティメンバーは最終的には全員揃ううれしい作り。
全員主人公であるが故に
クセがあって使いにくいキャラもいるため余計に好き嫌いが出てしまい、嫌いなキャラを育てないでいると、ラストダンジョンで泣くハメに。シャドウを仲間にし損ねた時のショックも大きい。シリアス路線の本作でコメディ路線の嫌われキャラが1度世界を滅ぼしラスボスになっちゃう展開は、トンデモ展開かも。シリアス路線…に見えて実は幼稚で恥ずかしいシナリオのような気もするけど。