アドバンスド ロードモナーク

日本ファルコム
PC-98 / 1991年11月29日
今回は王様遠征対策済
高難易度を売りにした作品であるが、じつはノーマルとアドバンスドの2つのモードで楽しめる。難易度とグラフィック、戦闘効率による評価の追加以外は基本的に前作と変りないが、全体命令と初期命令が指定できるようになって便利になった。全体に漂うアドバンスドっぽさ(笑)が心地よい優越感を与える。
追加ディスクにしてほしかった
初め、ロードモナーク本体がないと起動できない追加ディスクかと思ったら単品。ゆえに、単体でも起動できるけど、新パッケージで販売するには値段が高すぎ。


ADVANCED WORLD WAR 千年帝国の興亡

セガ(ネクステック)
SS / 1997年3月20日
シリーズ最高傑作
まず、マップシーン戦闘シーン共にその美しい画面に感動させられる。地上と空中は別マップという当たり前のようなシステムも、今まで航空機で地上の敵の進路を塞げた不自然さを解決。マップを切り換える時の演出も面白い。RPGのように将軍のレベルが上がってゆき、配下のユニットが強化されてゆくのも今までになかった試み。軽快なパンツァー・リート(ドイツ軍の行進歌)のBGMと、長期戦になってダラダラするようなこともない、セガサターンの優良作。
難局!
従来のアドバンスド大戦略シリーズのような初心者お断り作品ではないものの、その強烈な世界観に好き嫌いがハッキリ分かれる。歩兵の生々しいやられ方にも問題ありそう。


シークエンス パラディウム

工画堂スタジオ
Windows / 1998年2月13日
イエス、マイロード
とにかく美しいパラスィートのグラフィックと、それとは対照的な人造人間っぽいメカ、育成シミュレーションとしても戦術シミュレーションとしても楽しめる贅沢な作り。敷居は高いだろうが、こういったゲームが楽しめるのはPCユーザーならではの特権。
圧倒的なパラメータ量
PCゲームらしく、コンシュマーユーザーお断りかのような圧倒的なパラメータ量と、初プレイでは何をすればいいのか分からず戸惑ってしまう人も多いはず。イベントも基本的にテキストだけで進行するような感じなので物足りなさを感じる。それにしても、ある魔法を使うと急激に簡単になってしまうバランスは…。


シティーズ:スカイライン

コロッサル・オーダー
PS4 / 2018年4月12日
時間泥棒
ちょっとプレイするつもりが、あっちもこっちもいじって少し様子を見てみようなんてすれば、気が付けば何時間もプレイしているまさしく時間泥棒。元が洋ゲーということで、グラフィックや独特の雰囲気に抵抗を感じてしまう人もいるだろうがローカライズは良好。PC版をプレイしている日本人も多いので攻略ページも日本語のものがありPS4版でも比較的対応できる。
現在はパッチで地形もいじれるようになり、だいぶ自由に遊べるようになった。MODを入れれば何でもできるPC版と比べれば物足りないかもしれないが、PC版でもMODを入れるとよほど高性能なPCでない限り重くなるため、手軽に遊ぶことのできるPS4版の価値は大きい。しばらくだんまりかと思えば突然アップデートしたりで不安と歓喜の繰り返しなので疲れるのだが(笑)
渋滞よりも悩まされるのは
ヘルプは出る(調整ミスなのか一瞬で消えてしまうこともよくあるが)もののPS4公式HPを含め詳しいマニュアルは無いので、最初は操作方法とゲームの仕組みを理解できないかもしれない。それを試行錯誤して乗り越えればいいのだが、シムシティやA列車などの経験のない初見さんには難しいのでは。自分はシムシティ未経験だったのだが、公式のでんぱ組.incの子がプレイしている動画でだいぶ理解できたのでおすすめ。
序盤は溢れるゴミ、中盤は火葬できない死体、終盤は人手不足→数万人規模の一斉死亡に延々悩まされるハメになるかも。晩年は人数超過によるPS4の動作不良、大規模な施設がないがゆえにまとめられない取水排水施設と火葬場に悩まされる。また何が原因で赤字になったのか分かりにくいので、このへんのUIに改善がほしい。
頑なに空いてる車線を使おうとしなかったり、別のルートのほうが速いのに一生バス停で待っている人々など、シミュレータとしてみると「?」な部分もある。また、特定の要素だけが欲しくてDLCを入れても、気温や森や密集地ではどんなに頑張っても消火できない火災などOFFにできない要素も加わるので悩みどころ。(後日、火災はアプデで修正)
パッドでもまぁ操作しやすく作られているのだがマウスが使えないので入力ミスが発生しやすく、特に路線を引くときなど引きたくない場所に引いてしまったり、間違って消してしまったりして訳が分からなくなる事態は絶対に経験することになるだろう。せめて「元に戻す」と「引いた道の修正」はほしい。画面の左右回転の方向も変更できないものだろうか? 街が大きくなってくると動作も不安定になってくるかな。


ディーヴァ

T&Eソフト
PC-88 / 1986年11月
実はファミコン版が最初
7つのストーリーを異なる機種で展開するといった、今のようにプラットフォームが統一されていなかった当時の事情を逆手にとった作品。ゲームとしては、領有する惑星で資金を集め艦隊を建造・編成、敵の惑星での戦闘に勝利し植民地を増やしてゆくというオーソドックスなもの(というかこのゲームが元祖?)。航路で繋がれた惑星間のマップを見るだけでワクワクさせられてしまいます。
PC-98版は特別扱い
異なる機種間でもパスワードを使用し援軍を送り込むことができたり、アクションゲームとなる惑星戦(地上戦)では2人同時プレイができたりしたけど、どれくらいの人が楽しめたかは謎。最終作となるPC-98版は惑星戦もシミュレーションゲームとなっていたりして、98らしい高級感を出していました。しかしシリーズ7作を通じての全体像を把握できた人もいるかどうか謎。


バイブルマスター

グローディア
PC-98 / 1993年7月17日
イエッサー!!
いわゆるファンタジーの世界を舞台にしたリアルタイムシミュレーション。時代はPC-88から98へと移っていたのでリアルタイムシミュレーションも増えてきた頃のゲーム。街で仲間を集めて軍隊を作り〜というオーソドックなものだが、この仲間集めが楽しいし、バイブルモードで集まった仲間を総管理するのがこのゲームの醍醐味。
HDDにインストールできたっけ?
本をペラペラめくる様に…といきたいところだが、アニメーションのせいかディスクアクセスが辛い。逆三角形な兵士ユニットの絵は独特のクセが強すぎるかな。


緋王伝

ウルフチーム
PC-98 / 1992年6月26日
マルチウインドウをひと足お先に
新しいことをやろうとするスタッフの技術力が目立った時代のウルフチームの良作。Windowsは何者?って時代にマルチウインドウを実現していたのがすごい。大臣の裏切りにより終われる身となった王子が、やむを得なく魔物と契約し、魔物の軍を率いて大臣(人間軍)と戦ってゆくというダークで悲しい展開も魅力的。
○ァルコムならもっと速く動かせるよ
遅いハードではその素晴らしさを十分に知ることができないのが残念。複数の部隊を連動させ作戦も展開するのが本作の楽しみ方なのだろうが、じつは少数精鋭で敵をちょっとずつおびき出して戦ってゆくことでもクリアできたりする。キャラの絵は好みが分かれるかな。


ラングリッサーIII

メサイヤ
SS / 1996年10月18日
よりギャルゲーに
もともと可愛い女の子が出る系のシミュレーションRPGだったが、本作ではヒロインの人数も増え、好きな子を口説き落とせるように! 性格も外見も幅広くカバーしてるので、うるし原智志氏の描く女の子の絵が好みなら文句は無いはず! 戦闘システムは未完成ぽかったけど、もっと成熟させて後のシリーズにも採用してほしかった。
戦闘がだるい
戦闘がセガサターンらしく3D画面になったけど、時間が掛かるし何が行われてるのかわからない部分があって、結局はOFFモードで数字が減るのを見てるだけに。移動も前2作と違い、すべてのユニットが同時に行動するというシステムだが、荒削りで負荷も高かったせいか評判が悪く、その後の作品で使用されることはなかった。ディハルトの声は神谷明さんだけど、キャラの絵のイメージと違うような気がする。


ラングリッサーIV

メサイヤ
SS / 1997年8月1日
従来の物でいいんだよ
『III』は冒険しすぎたせいかシステムが中途半端だし読み込みも長かったので、元に戻った本作には素直に好感。ラングリッサーにはこのチマチマ感がないと。しかもシリーズの中で一番ヒロインたちが可愛いし、『III』みたいに変に露出度も高くなくてgood!
萌え萌えだけじゃ、生き残れない
前作のシステムが好きだった人には、大量のユニットをひとつひとつ頭を使いながら動かすのを面倒と感じるかも。前作で圧倒的な強さを誇っていた飛兵を弱体化したのはいいんだけど、弱くさせすぎ。あと、戦闘画面になる度に読み込むのは何とかならなかったのかな。難易度も面セレクトを何度もしてレベルを上げないと難しいし。


ラングリッサーX

メサイヤ
SS / 1998年6月18日
綾波ブームの頃のゲームね。
ヒロインの数が減って選択の余地が無くなったけど、ひとりは当時流行の無機質系なんで、ハマる人はけっこう多いのでは? システム的には前作とほとんど同じ。まぁ、変に新しいシステム入れて失敗するよりいいかも。今までのような強烈なインパクトは無いけど、前作が好きなら安心して楽しめる作品。
新作というより続編
完全に『IV』の続編なので、前作をやってない人には楽しめないかも。戦闘時の読み込みは解決せず。最終作ということで頑張り作品にありがちな、宇宙とか機械とかカンベンって感じ。


ラングリッサー ドラマティックエディション

メサイヤ
SS / 1998年2月26日
『I』から『V』まで揃った
メガドラ育ちのラングリッサーなだけに、セガハードでのI〜Vの全てが揃ったのはうれしい。戦闘時の読み込みも無く、しかも『II』はデアラングリッサーの移植。
戦闘がタルい
PCE版のあのノリノリの曲と違うような…。ムービーは絵がサターンユーザーの嗜好に似つかわしくないPCE系なんだけどね。その割にはムービーもFX版より少ないし。


ロードモナーク

日本ファルコム
PC-98 / 1991年3月1日
ファルコム10周年記念作品らしい名作
当時話題だったポピュラスを感じた人もいるだろうが、こちらはとっつきやすい国産だし、何と言ってもファルコム。おまけにドラスレシリーズの木屋氏によるプロデュース。チュートリアルのようなものはないものの、最初のマップはよほど変なことをしない限り黙っていても勝てるほどの難易度。マップごとに繰越日数を加算してゆくというシステムはRPGの経験値稼ぎに似た楽しみがあるし、1度クリアしたマップは再トライし繰越日数を稼げるので、マップクリアすればそれで良いという一方通行に終わらない優れたシステム。一定マップごとに世界観が変わるが、グラフィクだけでなくコマンド名も変わるなどの演出もニクイ。エディットモードが付いていてもオマケにすぎず、たいして楽しめないゲームが多い中、このゲームのエディットモードは作成しても遊んでも楽しめる本物だった。
「それ、反則だよ」
王様の遠征を知らないと繰越日数をプラスに出来ないであろうマップが数枚存在する。逆にその裏技的な戦法を知っているとゲームバランスが大きく崩れ、マップをクリアするというより、繰越日数をいかに稼げるかのゲームに変化。この異なる2つの遊び方は分けてほしかった。CPUが建てる家はもう少しきちんと並べて建ててほしかったかな。マシンのCPU性能により戦略が変わるらしいけど…?