「BLUE BIRDとは、彼女の気まぐれを描いた物語である」
レイ / ID:Lei / JOB:Guest → Shooter → Systems Administrator
ジェネレータ及び攻性プログラムを管理するため、L3社によって作られた、3体の管理人のひとり。ライト属性のプログラムをされたrei(リンコ)と、ダーク属性のプログラムをされたRAYの中間、ニュートラルのプログラムを施されているため、人類に対し敵対関係になる可能性があったが、たまたまガングロ達と出会ったためライト寄りの行動をとるようになる。
他の管理人同様、鏡に写らず影もできない。赤い目は仲間からはカラコンだと思われていた。自分の記憶(記録)はRAYにより削除されているが名前(ID)だけは覚えている。同じく管理人であるリンコは幼少の頃の記憶をデータとして持っていたが、レイにそれがあるかは不明。性格は、表示される選択肢でのプレイヤーの選択によって冗談を言わせたりもできるが、会話っぽい選択肢はキャンセル(無視)できるようになっており、無口キャラにすることもできる。(但し、そんな彼女も唯一、最後のロリコンに対して行われる選択肢のみはキャンセルできない)
モデル体型の持ち主で、攻性プログラムでありながらロリコン曰く、肌は「ぷにぷに」しているらしい。ラストではreiと共にソースへ戻り、BLUE BIRD_サーバーに侵入しコアを停止させ消滅したと思われるが・・・。名前の由来は他の管理人同様「Blu-ray Disc」から。
「BLUE BIRDとは、彼のモー○ィアスっぷりを描いた物語である」
玄田 章 / ID:Gangurou / JOB:Shooter
チームリーダーでありながら戦闘ではあまり使えない存在。テストプレイ時にパーティに加えてもらえないことが多かったため、開発後期に「エスケープ」と「ミラーリング」、それに高い分析能力を付加され、さらにバージョンアップ時には「リペア3」「バトルエスケープ」とクリティカル率の上昇まで付加された。それでも実際に使えるキャラになったかどうかは不明。
彼のサングラスは他人からは黒く見えるが本人には透明な視界が確保され、ゴーグルとしての機能も搭載されている特注品である。また、右腕に付けている腕章は、単に彼がマイケル・ジャクソンのファンであるから。
その使えなさから、モデルは絶対に某映画の○ーフィアスだと思われているが、実は『NANA』のヤスだったりする。
「大丈夫だ、問題ない」が口ぐせらしい。
「BLUE BIRDとは、彼の復讐を描いた物語である」
松田 湘太 / ID:Syosar / JOB:Sniper
ガングロ同様、テストプレイ時にはあまり使えなかった人。性格は良さそうに見えるが、レイとリンコのことを最後まで疑っていた。ある意味ガングロ以上に腹黒いヤツ。でも実は攻性プラグラムによる事故で家族を失うという悲しい過去を持つ男。その為、常に攻性プラグラムの存在に怯えていて、寝るときもゴーグルを外さないらしい。(だが、ゲーム中はそんな話はほとんど無い)
ガングロ同様使えないキャラだったため、バージョンアップ時に「クイックチャージ」のスクリプトが追加された。
なぜショーサと呼ばれているかは、やっぱり服が赤い少佐だから。
「BLUE BIRDとは、彼女のドタバタを描いた物語である」渡辺 真代 / ID:mayoyo / JOB:Nurse
小柄な少女かと思いきや、実は身長170以上(本人は160cm代と言っている)で年齢は30を超えている。Leiをアジトまで連れてくる白ウサギの役となっており、ホテルまで車を運転していたのも実は彼女で、最初は白いリボンを付けている。(アジトの扉を開ける前に建物の1階に行くとロビーに彼女がいる)
地毛の色は黒で、エンディングに出てくるホームに彼女らしき後姿が見られるが、本人かどうかは不明。
名前の由来は某アイドルグループのメンバーから。開発初期段階では本当に「まゆゆ」という名前だった。
御察しの通り、彼女は百合系であり、レイに対して恋愛感情を持っている。
「BLUE BIRDとは、彼の活躍を描いた物語である」
小室 京四郎 / ID:M.WOTA / JOB:Attacker
チーム一の長身184cmでありながら序盤からダンボールやロッカーに隠れ、パーティをサポートしていたこのゲームの影の主人公。アジトの曲は彼の演奏という裏設定があるが、ピアノの他にサックスも演奏できる。テーマ曲や喋り方が『砂丘〜』のRに似ているが、繋がりは一切無し。
ゴーグルを兼用したメガネを常に愛用。終盤のRAYとの戦闘の際、メガネを落とし攻性プログラムを認識できなくなるものの、BLUE BIRD_サーバーの異常により誰にでも見えるようになった攻性プログラムを瞬時に撃退したり、その状態のままRAYとの戦闘で勝利したりと、常人離れした戦いを見せる。(しかし当然、彼が救世主として目覚め、Leiのように裸眼で攻性プログラムを見れるようになったわけではない)
「BLUE BIRDとは、彼女の天然を描いた物語である」
有安 凜子 / ID:rei / JOB:Systems Administrator
ジェネレータ及び攻性プログラムを管理するため、L3社によって作られた、3体の管理人のひとり。ライト属性のプログラムをされおり、人類から見てプラスになるような行動を取る。
ライオンモールの地下で初めて会った段階では、大量のジェネレータから発せられるノイズの影響を受けていたらしく、描画が完全に行われていない(よく見ると点滅する時がある)。RAYにより管理者権限を削除されているはずだが、ジョブは@SysAdmin(Systems Administrator)のままであり、「アカバン」や「トジル」のスクリプトを使えたりする。管理人としての記憶はRAYによって消去されているため、初めは自分が攻性プログラムであることにすら気付いていなかっただけでなく、子供の頃の記憶までデータとして持っていた。
政府の運営するギルドに侵入して情報を集めていたが、情報屋としてはいいかげんな情報を提供してくれる存在。そして空気が読めない女。どこでもすぐ寝る女。
【シヨツプお姉さん】(佐藤 亜美奈・麻里菜)
パーテイの行く先々に出没して、アイテムを売つてくれるありがたい人。まさかと思うような危険な場所にいたり、どう考えても1人じやないと思つたら実は双子だつた。左目に眼帯をしているのが姉の佐藤 亜美奈で、なぜか日本語の小文字を大文字にして話すクセがある。エレベータの中に突然居たりするので「いないもの」なのかと思いきや、ふたりとも眼帯の下に邪王真眼を隠し持つ中二病である。
【攻性プログラム】(APP:Attack Property Program)
L3社が開発した軍事兵器。肉眼で見ることはできないが、物体として存在しているかのように触ることも触れてくることもできる。BCが解析した空間データを元にゴーグルに映し出すことで、その姿を間接的に見ることができるが、ゴーグルを通して見える攻性プログラムの色や影はBCが作り出してゴーグルに表示しているものにすぎない。なお、BCは鏡や水面に反射する攻性プログラムの姿までは計算しない。
BCはL3社の技術提供により開発されたものであり、L3社製のレイに攻性プログラムが見える原理と、BCが攻性プログラムを認識してゴーグルに映し出す原理は ほぼ同等の方式であるが、逆にBCに攻性プログラムと認識されないレイは、ゴーグルを通して見ても影の映像が形成されることはない。また、攻性プログラムが発する音もBCが擬似的に作り出してゴーグルに内蔵されたスピーカーから出力しているものである。(但し、レイやリンコ、RAYに関しては自ら音声出力機能を有している)。
攻性プログラムはそれぞれ決められたリソースを与えられていて、「tiny, small, compact, medium, large, huge」の順で与えられるリソースの量が大きくなる。当然、容量が大きいほど複雑なプログラムで動いていたり、外見そのものが大きくなる。
【管理人】 【RAY】 【RAYのコピー】
ジェネレータ及び攻性プログラムを管理するため、特別に設計された攻性プログラム。ゴーグルを通さなくても姿を見ることができるが、影が映らず、鏡に映ることもない。通常、攻性プログラムは本体に質感や体温は無く、硬く冷たいかたまりであるが、ロリコンがレイの肌はぷにぷにしていると言っていることから、管理人には特殊な仕様があるものと思われる。
rei(凛子)は「管理人の心と体は同一」と言っているが、管理人はBLUE BIRD_サーバーにより管理されているようで、これを破壊されると消滅する(らしい)。人間の思考を3種類にシミュレートした、ライト属性のrei(凛子)、ダーク属性のRAY、ニュートラル属性のLei(主人公)の3体が存在するが、ハンター間で言う「管理人」とはRAY及びRAYのコピーのことを指す。
極めて高度な自我AIと学習・成長能力を持つが、制約に縛られているため完全に自由な行動はできない。しかし、RAYはこの制約を破り、Leiやreiの記憶の消去や管理者権限を奪ったり、自分のコピーを作る能力を身に付けていた。その理由としてアーキテクトは「人間の感情の中で一番力を持つのが"悪"だから、RAYは制約を破れた」と説明している。
しかし実際にはRAYも全ての制約が破れたわけではなく、BLUE BIRD_サーバーへ近付くことができなかったり、他の管理人を消去したり、人間を殺害することもできなかった。(コスモブリッジでパーティが助かった理由や、ヲタに自分で止めを刺そうとしなかった理由がこれに該当する)
RAYのモデルとなっているのは、やはり某映画に登場するエージェントであるが、倉庫での逃走イベントは『逃走中』を意識したものであり、スタッフはこのシーンでは逆にハンターと呼んでいた。
【アーキテクト】(茅場 晶子)
攻性プログラムを設計・開発した人物。軍事利用に反対したため、L3者の幹部によって隔離された後、殺害された。ゲーム終盤にレイたちにメッセージを伝えるため、赤いメイド服を着た女性の姿で現れる。高度なAIではないため返答できる回答は限られるが、レイの記憶(情報)にアクセスできるらしく、彼女の記憶にあるアジトの部屋の画像を見せたりもした。
その外見と立場に見合わず上から目線の偉そうな口調で話すが、最後はレイたちにメッセージを伝えた後、RAYにより削除される。
スタッフの間では「アーキ子ちゃん」と呼ばれていた。じつはツンデレ。
【BLUE BIRD_】
L3支社ビルに設置された、「ジェネレータ」「攻性プログラム」「管理人」、その全てを管理・制御している(らしい)メインサーバー。本作のタイトルにもなっているが、物語中の会話でこの名称が出てくることは一度もなく、また、サーバーとしての正式名称の最後にはアンダーバーが付く。その名前に似合わず赤色をしているが、これは心臓(血液)をイメージしたものであり、本作のイメージカラーとなっている。レイ、凜子、RAYの3人には破壊はおろか近づくことさえできなかったはずだが、暴走し本来の能力以上の性能を身に付けたRAYが、レイと凜子から管理者権限を削除していたため、ふたりはサーバールームへ入ることができた。(人間であるロリコンは直前のスパムフィルターを越えられず侵入できなかった)
本体は当然攻性プログラムではないため、ふたりの持つ武器では全くダメージを与えられないが、スクリプトによる攻撃は有効。また、防御機能として攻性プログラムを呼び出す能力がある。物理的に破壊する手段を持たなかったふたりはソースに戻り、その際にアーキテクトがレイに持たせていた裏コード「強制終了」のスクリプトにより停止(破壊)を行った。
【八ツ橋クッキー】
フォントによっては「はつ橋」と読めてしまうとのことで、ver1.00では「八橋」だったが、『BB』で使用しているフォントでは問題ないとのことでver1.10以降は「八ツ橋」にこっそり変更。
ハンターギルドのギルドマスターからもらえる八ツ橋クッキー。捨てることも食べることも誰かにあげることもできず、イベントアイテムなのかと思いきや最後まで使うことなく終わるこのアイテム。八ツ橋といえば、クッキータイプではなく、生八ツ橋をお土産にしないと怒り出す人もいるが、『BB』では絶対クッキーである。なぜかと言うとそれはやっぱりCookieだから(Cookieとはインターネットでブラウザが最後にサイトを訪れた日時などを保存したファイル)。どこかの救世主はクッキーを食べたが、レイも
ラストバトルの際に八橋クッキーだけは所持品として持っているので、エンディングで戻ってきたのはやはり彼女ではないかというのが・・・