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まさに絵に描いたようなオタク。バイト以外の時間は部屋に篭り、時に世界を救う美少女格闘家、時にはただの荒らし(自称天使)として、ネット上で活動している。もちろんRが好意を持つのは漫画やゲーム・アニメのキャラクターといった二次元であり、現実の異性には興味が無い典型的パターンのオタクである。
ハンドルネームの『R』は、5年前に掲示板で遭遇した『L』というハンドルの人物を挑発するため考えたハンドルである。L(左)に対してR(右)という意味なのだろうが、お互いに左派右派といった意味は無い様子。ハンドルを使用し忘れて投稿したり、別のハンドルで投稿しても、掲示板の住人からは「Rだ」と判断されるほど、本性の表れたまさしく本ハンドルとして定着している。

Rのシナリオ 『リアルファイト!』
RとLとの喧嘩は砂丘BBSの名物と化していたが、そんな永久に続くと思われた戦いは新たな局面を迎える。砂丘BBSで開催されるオフ会にLが参加するらしい。これは自分への挑発と思ったRもオフ会への参加を検討するが、普段からLをキモオタと定義している自分自身がキモオタであることは都合が悪い事実だった。



RPG風に始まるRのシナリオ。他の主人公と違い一人称で展開される。

Rは掲示板上では天使か美少女らしいが、皆からは「必死おじさん」と呼ばれている。

次第に暗黒面に堕ちてゆくR。これは誰にでも有りえる事なのかも知れない。

リアルの喧嘩が強いかどうかは謎だが、肝っ玉のだけは異常に大きいようだ。
設定裏話
Rの設定は、現実の掲示板でよく見かける、BBS戦士とかネット弁慶、デブオタ、キモオタ、ネカマといった人たちがモデルになっています。と言ってもそれはネットで喧嘩になった時によく設定したがる相手の姿なんですけどね。そんな、皆が勝手に設定したがる喧嘩相手が実際に存在していたらどうか?といったところからRは誕生しました。でも、Rは予想以上に社会に対応しているし、権力にも暴力にも負けない強さを持っています。『街』に出てくる青ムシは意識していませんし、Rは青ムシよりいい奴ですよ。たぶん。
Rのシナリオは他の主人公と違い一人称で進んだり、TV番組でよく見かける古臭い「いかにも」だけど当時を知っている人からしてみれば勘違いなゲーム風画面になったり、昔流行ったゲームブック風の展開になったりと異色のシナリオになっています。あと、アニメやゲームの名台詞を意識したようなことを言うのも特徴ですね。
このキャラクタの性質はEXPROLEの次回作『BLUE BIRD』の「ヲタ」へと引き継がれています。当然、『砂丘〜』の世界とは繋がりはありませんけど、あの名曲がアレンジされていたりと双方を知っている人なら楽しめる内容となっています。