. |
■スタッフの方へ
『砂丘のある街 〜それぞれの出発点〜』は、『砂丘のある街プロジェクト』の一環ですが、他のプロジェクトで使用された素材を、著作者の許可無く使用することは行っておりません。
今回各自が担当した部分に関しては、私用・商用を問わず、webページや本ソフトとは関係のない別のソフト等であっても自由に使用してくれてOKです。他の方が制作に関わっている部分を利用する場合はそれぞれの担当者に許可をもらってください。ただし、ソフトの紹介等でwebページにスクリーンショットを載せたいという場合は、特に連絡の必要はないと思います。(シナリオ後半部分のスクリーンショットはご遠慮ください)
こちらでは、ご提供いただいた素材は『砂丘のある街 〜それぞれの出発点〜』本体とwebページでの紹介目的以外では公開しません。もし何かを行う場合は必ず制作者の方に連絡と許可をもらいます。
『砂丘のある街 〜それぞれの出発点〜』はフリーソフト扱いになりますが、中のファイル単体での配布も許可しない方向です。
■メインスクリーン
「砂丘のある街 〜それぞれの出発点〜」のスクリーンサイズは800×450ピクセル、アスペクト比は16:9です。フルスクリーンではなく、常にウィンドウモードで起動されます。解像度としてはかなり低いのですが、これは撮影の際に映ってしまった一般の人にボカシをかけても違和感が発生しないレベルを検討しての解像度です。
■文字表示に関する細かい仕様
自動改行はX座標が650を超えた時点でも自動改行されます。但し、行末禁則文字の処理はX座標が600を超えた時点で判定され、次に表示する文字が行末禁則文字の場合は改行されます。行末禁則文字は以下の通りです。
「 『 ( “
行頭禁則文字は、行末禁則文字の同様、X座標が600を超えた時点で判定されるが、判定に使用するのは次の次に表示する文字で、判定された場合、該当する行頭禁則文字の前の文字の位置で改行されます。行頭禁則文字は以下の通りです。
」 』 ) ” 、 。 ー 〜 … ? ! ゃ ゅ ょ ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ っ ャ ュ ョ ァ ィ ゥ ェ ォ ッ
なお、半角文字や数字、禁則文字が連続した場合などには正常な処理が行われないので注意が必要です。
■シナリオファイル "scenario.txt"
Windows形式のテキストファイルです。メインプログラムはこのファイルに書かれた文章を表示します。改行はそのまま行われますが、メインスクリーン上のX座標が一定値以上になった場合でも自動改行されます。
コマンドや命令を実行するには新しい行を用意して記入してください(1行に1命令しか書けません)。実行プログラムはシナリオファイルのコーディングのスペルミス、文法ミスをチェックしません。これらのミスがあった場合の正常な動作は保障できないと同時にエラー報告もほぼ行われないので、コーディングは十分に注意してください。
/コメント
プログラムの動作に関係ないコメントを書きたい時に使用します。
▼
キー(スペース・Enter・左クリックのいずれか)が入力されるまで、次の文章が表示されるのを待ちます。このコマンドは新規行を用意する必要は無く、行末に記入してください。キー入力確認後は改ページされて次の文章が表示されます。
▽
キー(スペース・Enter・左クリックのいずれか)が入力されるまで、次の文章が表示されるのを待ちます。▼との違いは、キー入力確認後改ページではなく改行が行われる部分のみです。
|
後述するsmall命令実行中に文字の色を赤くします。掲示板の内容を表示中に名前の部分を赤くする時にHTMLタグのように挟んで使用してください。
\e
プログラムをそこで終了します。コーディングミスによる永久ループを防ぐためにも必ずどこかに記入してください。
*ラベル名;
goto文で使うラベルを作ります。
goto *ラベル名;
指定したラベルにジャンプします。
time(時:分);
時刻の設定をします。12時間制で時分とも必ず2ケタで表記してください。(例:19時2分→07:02)
picload("ファイル名.jpg");
背景になる画像を表示します。本作で使用するファイル形式はスタンダードエンコーディングのJPEG(圧縮率5)限定です。ファイル名は場所を示すアルファベット3文字と画像番号3ケタにより構成されています。
bgm(曲番号);
曲番号に対応したBGMを演奏します。曲番号と曲の対応に関しては音楽の項目を参照してください。曲番号0番でBGMの演奏を停止します。
wav(効果音番号);
効果音番号に対応したWAVを鳴らします。効果音番号は10〜99までとなっています。
small();
掲示板の内容表示用に小さい文字表示モードに切り換えます。文字の色も変わります。もう一度small();を実行すると元の状態に戻ります。
half();
1/2文字分の空白行を挿入します。small実行中の場合はその影響を受けた大きさの空白行になります。
fade();
画面をフェードアウトします。
w_out();
画面をホワイトアウトします。
if();
選択肢の表示を開始します。次の行からがそれぞれ選択肢A〜Dに対応します。選択肢は2〜4つまでです。このコマンドはselect文とペアで使用します。
select(ラベル名,ラベル名,ラベル名,ラベル名);
選択肢の選択を開始します。ラベル名は順番にA〜Dの分岐先に対応します。if文で用意した選択肢の数だけラベルを用意してください。このコマンドは必ずif文の後に書いた選択肢の後に記入してください。
flag(フラグ番号 計算式 値);
フラグ番号で指定されたフラグに対し、計算式で指定された処理を行います。フラグ番号は0〜63で初期値はすべて0です。計算式は次の通りです。
= … フラグ番号で指定されたフラグの値を、値で指定された値に変更します。
+ … フラグ番号で指定されたフラグの値に、値で指定された値をプラスします。
| … フラグ番号で指定されたフラグの値に、値で指定された値をOR演算します。
? … フラグ番号で指定されたフラグの値が、値で指定された値で無かった場合、次の次の行へと処理を移します。通常は、次の行に同一値だった場合の飛び先(goto文)を記入して利用します。
■フラグメモ
フラグ0〜9 汎用(使い捨てのため残らない)
フラグ10〜19 直斗用
10 … 観覧車フラグ 0/1
11 … 連続質問フラグ 正解ごとに+1 0〜8
12 … 掲示板投稿フラグ 0/1
フラグ20〜29 R用
20 … ダンジョン探索用 ビット演算 (美術館前)0001 (16号線)0010 (クロスゲート)0100
フラグ30〜39 栞用
30 … TOCでの質問攻め ビット演算 (A)0001 (B)0010 (C)0100 (D)1000
■キャラクタ設定
シルエットイラストは、ワークスコーポレーションの『デザイン・アイデア素材集/シルエットイラスト 人物・小物』を使用許諾範囲内で使用しています。
各主要登場人物に使用しているカラーは次の通りです。半透明処理は行いません。
直斗 RGB:0,0,128(#000080)
R RGB:0,128,0(#008000)
栞 RGB:128,0,0(#800000)
その他の人物 RGB:64,64,64(#404040)
ライン RGB:200,80,0(#c85000)
|
|